マックスフリッツってブランドをご存じですか?
ここのバイク用デニムパンツが女性ライダーさんに人気なんです。
バイクに乗り始めたばかりの女性ライダーさんの中には、専用のバイクウェアを着用することに苦手意識がある方もいると思います。
バイク用のパンツがあるのは知っていても、なんとなく着ぶくれしたり履き心地が良くないイメージがありますよね。
普段着の方が履き慣れているし動きやすいイメージだね。
私もバイクに乗り始めた当初は、普段履いているスキニーデニムでバイクに乗っていました。
でも万が一のことを考えたらバイク専用のパンツを履いた方がやっぱり安心だなと考え、良いものはないかとネットで探しまくる日々。
ところが、女性のバイク用パンツって調べてもオシャレなものが出てこないんですよね。笑
当時はバイクウェアブランドもよく知らなかったので、これだ!というアイテムをうまく見つけられませんでした。
いざ欲しいアイテムが見つかっても女性の口コミやレビューなんてほとんどなかったので、買うと決めるまでに相当時間を費やしたことも・・・。
今回はそんなリサーチしまくって購入したものの中から、マックスフリッツのデニムパンツをご紹介します。
どんなバイク用パンツなの?
ファッション性を損ねないものはある?
サイズ感は?履き心地は?
このような疑問もあると思います。
マックスフリッツの愛用歴は2年ですが、ツーリングでは必ずと言っていいほど毎回マックスフリッツのデニムを履いてツーリングに行きます。
マックスフリッツのバイク用デニムをヘビロテするまでに至った魅力についてもお伝えしつつ、こうした疑問を解消していきたいと思います。
\今回ご紹介するのはこちら①/
\今回ご紹介するのはこちら②/
この記事がおすすめの方
- マックスフリッツのデニムが欲しい
- バイク用のデニムパンツが欲しい
- プロテクターが装備できるバイク用パンツを探している
- おしゃれしてツーリングに行きたい
- 手入れが楽なバイク用パンツが欲しい
画像も使って分かりやすく紹介しているので、サイズ感や着用イメージの参考になれば幸いです。
それでは、順番にご紹介します。
マックスフリッツは日本のバイクウェアブランド
マックスフリッツ(MaxFritz)は機能性とお洒落を両立した大人のライダースファッションで、2000年より東京都目黒区でスタートしたブランドです。
現在は東京都葛飾区に本店があります。
機能性だけでなくファッション性の高さから多くのライダーに支持を受けており、「本当に欲しいバイクウェアランキング」の3部門で2位という評価も獲得しています。
有名なバイク女子YouTuberのruriko_675さんやYU.SR500さんもマックスフリッツのウェアを愛用されていて、着用レビューの動画もアップされています。
マックスフリッツは店舗販売だけでなくWEBストアでの販売も対応しているので、気軽に店舗へ行けない方でも利用することができます。
マックスフリッツ|デニムの特徴5つ
①一般アパレルよりも安全性が高い
バイクで転倒した際には衣服が破れることがありますが、マックスフリッツのデニムは万が一の場合にも怪我を最小限におさえられるよう耐久性にも配慮された設計となっています。
膝と腰部分にはスポンジパッドを縫い付けてあり、両ひざにはプロテクター(別売り)を内蔵することができるようになっています。
②快適性が高い|ヒートガード&ハギなし加工
マックスフリッツのデニムは快適性にもこだわりがあり、通気性やストレッチ素材などライダーにとってベストな着心地を作り出すよう設計されています。
ヒートガード加工
ヒートガードスクランブラーパンツには、内股裏側にドライタッチで通気性の良いトリコット素材のヒートガードが設けられています。
CRヒートガードカーゴパンツには外側に本牛革のヒートガード加工が施されています。
真夏のツーリングではバイクからの排熱により足が焼けそうになります。
実際に火傷したり、ハーレーなんかは服やブーツが溶けたりなんてことも・・・。
ハギなし加工|ヒートガードスクランブラーパンツのみ
脚の付け根部分はクライミングパンツのようにハギなし仕様なので、バイクに跨る動作でのツッパリ感を軽減して動きやすくなっています。
③ デザインやカラー展開が豊富|カスタマイズ性が高い
マックスフリッツは独自のデザイン・開発・製造体制を整えているため、カスタマイズ性が高く自分に合ったサイズやスタイル、カラーなどを選ぶことができます。
公式HPを覗くとクラシックやアメリカンスタイルな印象を受けますが、私の愛車であるヤマハのMT07でも似合います♪
ヒートガードスクランブラーパンツはデニム素材を使用しているので、カジュアルなアイテムとして着用できる点も魅力です。
洗練されたシックなデザイン性なので、多くのライダーから支持を得ているのも頷けますね。
④洗濯機で丸洗いできちゃう
バイクウェアを購入するときに注目したいのが手入れのしやすさ。
洗濯洗剤がダメだとか、専用のあれこれが必要だとかになると正直面倒くさい・・・。
自分のお気に入りのバイクウェアを手入れする楽しさもあるんですが、身に着けているもの全てに手入れの時間を割くのは大変です。
マックスフリッツのデニムは洗濯機で丸洗いできるので、汚れたと思ったらさくっと洗濯機へ。
手入れが簡単に行えるのでライダーにとってはコスパも高いブランドといえます。
プロテクターは膝の表側から着脱できるのでとても楽です。
⑤ オンオフ両方使えちゃう
オンオフっていうのはオンロードもオフロードでも使えちゃうデザインでありつつ、バイクに乗らないときの普段着としても使えちゃうということです。
林道などのオフロード走行でも動きやすいデニムを履きたい、ゴツゴツした見た目や派手な格好になりたくないというライダーさんにもおすすめです。
セロー250に乗るときにも愛用していますが、レトロデザインでありながらスタイリッシュな見た目が相性ばっちりです!
今回紹介している2つのデニム以外にも、オフロード寄りに進化したダブルニーデザートパンツもおすすめです。
街歩きにも馴染むデザインなのでバイクを降りてからも浮きませんし、バイクに乗らない日でも活躍してくれるアイテムです。
大きな違いは3つ|価格・デザイン・機能面
2つのデニムを比較した結果、大きな違いは3つです。
①価格差がある
ヒートガードスクランブラーパンツ3(型番:MFP-2469)。
レディースサイズは、税込み価格16,500円。
CRヒートガードカーゴーパンツ(型番:MFP-2468)。
レディースサイズは、税込み価格19,800円。
価格差は3,300円です。
CRヒートガードカーゴーパンツは革が使われている部分や大きめのカーゴポケットが付いていることも価格に反映されています。
②見た目のデザイン
一番わかりやすい違いがデザインです。
スクランブラーパンツは膝周りにダイヤステッチが施されているのが特徴です。
CRヒートガードカーゴパンツ(インディゴカラー)
CRヒートガードカーゴパンツはその名の通り、左右の太ももにカーゴポケットが付いています。
③機能面を比較
ヒートガードスクランブラーパンツ | CRヒートガードカーゴパンツ | |
---|---|---|
ヒートガード(内側) | ||
ヒートガード(外側) | ||
ポケット | 小さめ | マチなし |
ハギ加工 | ||
両ひざプロテクター (別売り) | ||
シャツのずり上がり防止 | ||
ストレッチデニム素材 | 12.5oz | 12oz |
商品を見る | 商品を見る |
で、結局どっちがいいの?
機能性をバランス良く取り入れたいライダーさんは、ヒートガードスクランブラーパンツがおすすめ。
夏の暑さよりエンジン熱が気になるライダーさんはCRヒートガードカーゴパンツがおすすめ。
ポケットについてはどちらのデニムも厚みのあるものは入れられないです。
が、ポケットの深さ自体はあるので使おうと思えば使えます。
ヒートガードスクランブラーパンツに手を入れるとこんな感じ。
素人寸法ですが、測ってみたところ前ポケットも後ろポケットも深さは約14cmでした。
CRヒートガードカーゴパンツはこんな感じ。
CRヒートガードカーゴパンツのポケットは前ポケットが17cm、カーゴポケット15.5cm、後ろポケット15.5cmでした。
iPhone13proを試しに入れてみましたが、iPhone+カバー付きで15cmあるので普通にジャケットかバッグに収納した方が良さそうでした。
見た目を崩さず着るのであれば、入れるのは駐車券やレシートなどかさばらないものになると思います。
次はより詳細な商品紹介をしていきます。
サイズ感など微妙に違うので写真を参考に着用イメージを膨らませて下さいね。
ヒートガードスクランブラーパンツ|MFP-2469
カラー・サイズ展開
カラー展開は3色
インディゴ、ブラック、ホワイト
配色ステッチはインディゴが黄色、ブラックはグレー、ホワイトには同色で処理が施されています。
サイズ表
サイズはこんな感じです。
レディースサイズは38(S)、40(M)、42(L)になります。
価格は税込み16,500円
ヒートガードスクランブラーパンツ(型番:MFP-2469)のレディースサイズは、税込み価格16,500円です。
メンズサイズになると税込み価格17,500円です。
着用イメージ
着用イメージはこんな感じ。
身長165cm、体重49kg。股下は80cmです。
着用サイズはM(40)で、カラーはインディゴです。
M(40)サイズの股下は79cmなので、普通に履く分には問題ないですがバイクに乗るとやや裾が上がってしまいます。
ブーツインして履いているとシフト操作やステップからの足の上げ下げで、ふくらはぎ側の裾が少し出ます。
ブーツはワイルドウィングのファルコンを着用しています。
ブーツの筒丈は17cmです。
筒丈がもう少し長いブーツなら裾が出てくる問題は解決できそうですが、裾が出るといっても大げさに着崩れることはないので気にせず履いています。
ブーツアウトして履くとこんな感じ。
(ワイルドウィングのブーツについてはこちらの記事で紹介しています。)
公式サイトの着用イメージはこんな感じ。
着用してみて思うこと|もう少し丈の長さが欲しい
強いていうなら丈感はLサイズの作りで、ウエストはMサイズが良かったなという感じです。
Lサイズも履いたんですが、ウエストと足回りが全体的にゆるっと布が余る感じになりました。
ブーツインで履くことが多いので、Mサイズの方が見た目もスッキリしていて好きでした。
ブーツアウトで履くなら足回りはLサイズでも良さそうです。
CRヒートガードカーゴパンツ|MFP-2468
カラー・サイズ展開
カラー展開は2色
インディゴ、ブラック
インディゴ、ブラックともにオフホワイトの配色ステッチでスタイル見えも抜群な上に、よりカジュアルな印象のデニムパンツです。
サイズ表
サイズはこんな感じです。
レディースサイズは38(S)、40(M)、42(L)になります。
価格は税込み19,800円
CRヒートガードスクランブラーパンツ(型番MFP-2468)のレディースサイズは、税込み価格19,800円です。
メンズサイズになると税込み価格20,900円です。
着用イメージ
着用イメージはこんな感じ。
身長165cm、体重49kg。股下は80cm。
着用サイズはM(40)で、カラーはブラックです。
ブーツはワイルドウィングのファルコンを着用しています。
(ワイルドウィングのブーツについては、こちらの記事で紹介しています。)
お尻からもも裏、膝裏にかけてはヒートガードの革が施されており、ヒートガード機能の他にシート滑りやニーグリップの安定性に一役買ってくれます。
M(40)サイズの股下は80cmで、ヒートガードスクランブラーパンツ(MFP2469)とはサイズ表でみると1cmの差ですが、股下の長さに余裕がある印象です。
ブーツインして履いてもシフト操作やステップからの足の上げ下げで、裾が出ることがありません。
それと、CRヒートガードカーゴパンツの方が裾がスッキリしています。
ブーツアウトしている写真がなかったので、撮影でき次第アップしますね・・・!
公式サイトの着用イメージはこんな感じ。
着用してみて思うこと
サイズ感が丁度良い
CRヒートガードカーゴパンツの方は、丈感、ウエスト周りともにMサイズでばっちりでした。
ワンサイズ上のLサイズではウエスト周りと足回りが緩すぎてしまい、ベルトをしてもウエスト周りの生地が余ってしまいました。
生地の柔らかさはヒートガードスクランブラーパンツの方が優勢の印象です。
しかし、CRヒートガードカーゴパンツよりも履いている回数が多いので生地の硬さに差が出ている可能性があります。
車体を傷つけない
装飾やデザインがおしゃれでありつつ、バイクにも安心の設計です。
ボタンやファスナーなどの金具が車体に対して剥き出しになっていると、乗車時だけでなくバイクの取り回しでも車体を傷つけてしまうことがあります。
膝部分のファスナーもちゃんと引手が外側にくるように作られているね!
魅せるところは見せて、しまうところは綺麗に収まっているのもポイントです。
2本履き比べをしてわかった共通点3つ
ヒートガードの恩恵はバイクの車種による
ヒートガードスクランブラーパンツとCRヒートガードカーゴパンツは、それぞれヒートガードの範囲は異なるもののどちらも太ももの熱さは凌いでくれます。
ただし、ヒートガードの施されている範囲と愛車の排熱の程度によって排熱の感じ方は変わります。
というのも、車種によって太ももが熱くなってしまう方もいれば、ふくらはぎの方が歩くなる方もいて、リッターバイクや空冷バイクが故に排熱が凄まじいといったケースもあるからです。
普通のデニムだと火傷しそうな熱さからは守ってくれますが、真夏の信号待ちでは流石にふくらはぎの辺りに熱さを感じます。
MT07に乗っていると右足が熱くなるので、足を組み替えたり、足を仰いで凌ぐこともあります。笑
排熱を防ぐ=熱をまったく感じないわけではありません。
熱さを軽減してくれるという理解が正しいでしょう。
履き心地が快適
バイク用デニムとは思えないくらい伸縮性があり、乗車姿勢でデニム生地が膝裏に食い込んで痛いなんてこともありません。
スリムな見た目でありながら程よいフィット感なので、長時間履いていてもしんどくないですし、ツーリング先で観光するときにも歩いていて快適です。
ウエスト周りにはシャツのずり上がりを防止するコーデュロイ生地が使われているので、よほど短い丈の服でなければ背中が出てしまうのを防げます。
素肌に履いても生地がチクチクしたり肌が痒くなったりすることもありません。
夏場はインナーを履いていないとトイレや着替えのときの上げ下げはやりづらくなります。
やっぱり、おしゃれだ
バイク用パンツにおいて、マックスフリッツのおしゃれさはダントツだなとしみじみ感じます。
普段はスキニーデニムを好んで履くので、ややストレートっぽい印象のデニムがすっきり履けるのか不安でしたが・・・杞憂でした。
ステッチやポケット、ファスナー部分など装飾品が多いのにも関わらず悪目立ちすることがなく、ジャケットなどの他のバイクウェアに干渉しないのも素晴らしいです。
私服ではないバイク乗りならではのおしゃれさというのを存分にアピールしているのに、街中でも浮かずに身に着けられるのはツーリング先の選択肢も増えて嬉しい限りです。
デザインやカラーバリエーションが豊富なのも、自分のなりたいイメージに合わせて選べるのでコーディネートを考えていて楽しいですよね。
バックスタイルのデザインも抜かりないのでお尻や足のラインが綺麗に見えますし、女性には嬉しいポイントですよね。
思わず愛車と一緒に写真に映りたくなりますよ。笑
プロテクターは別売り
プロテクターは別売り(型番:MFA-M790S)です。
ユニセックス肩・レディース肘・膝が兼用になっている商品です。
手入れは洗濯機OK、乾燥機はNG
どちらも洗濯機で普通に洗えますが、CRヒートガードスクランブラーパンツは牛革が使用されているので乾燥機は使用できません。
私の家には浴室乾燥機があるのでそっちで乾かしてます。
特に縮んだりせず使えてますが、真似する際は自己責任でお願います。
売り切れ注意|購入時期に注意しよう
マックスフリッツのデニムは毎年人気のシリーズなので、買いたいと思った時にはサイズがない、売り切れなんてこともあります。
ヒートガードスクランブラーパンツとCRヒートガードカーゴパンツの販売時期は毎年2月下旬から3月上旬頃なので、公式サイトの情報をチェックしておくと良いですよ。
SNSなら各店舗ごとのツイッターやインスタグラムで最新情報をチェックできます。
購入場所は店舗かオンライン
マックスフリッツは実店舗とオンラインで購入が可能です。
マックスフリッツ実店舗は全国7か所
マックスフリッツ公式HP
本店、札幌店、仙台店、品川店、名古屋店、神戸店、鳥栖店
店舗名クリックで公式HPへ飛べます。
各店舗ごとにWEBストアを利用することができますが、稼働状況や購入手続きにはばらつきがあります。
WEBストアの利用を検討される場合は、本店、仙台店、品川店、神戸店が使いやすいです。
今回はマックスフリッツのヒートガードスクランブラーパンツとCRヒートガードカーゴパンツの2本をご紹介しました。 マックスフリッツはシックで洗練されたお洒落なデザインとカジュアルさのバランスが良いので、はじめてバイクウェアを手に取る方にも抵抗なく身に着けられます。 年代問わずスッと馴染んでしまうので、年齢を重ねながらも手放すことなく長く愛用できるバイクウェアですし、どんなバイクとも相性の高い魅力あるブランドです。 レディースだけでなくメンズサイズもあるので、レディ―スの一番大きいサイズがしっくりこないという場合はワンサイズアップして着用することも可能です。 お近くに店舗がある方は、ツーリングのついでに寄ってみるのもおすすめです。 マックスフリッツには冬用のデニムパンツもあるので、そちらはまた別記事で紹介したいと思います。 最後まで読んで頂きありがとうございます。 では、また! \今回ご紹介したのはこちら①/ \今回ご紹介したのはこちら②/ \両膝プロテクターはこちら/ 女性ライダーにおすすめ!ライディングブーツの着用レビュー記事はこちら。 ジェットヘルメットをお探しの方はこちらの記事を参考にしてください。 3シーズン使える夏用バイクグローブの記事はこちら。 普段着でバイクに乗りたいあなたへ!インナープロテクターの記事はこちら。
また、仙台店に関しては楽天市場での取り扱いもあるので、ポイントを貯めたい方はまとめ|買って良かった!マックスフリッツのデニムは年齢問わず似合う!
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