こんにちは、Kawaです。
今回は佐渡島ツーリングにあたって、カーフェリーを利用したので備忘録としてまとめます。
お盆時期の利用だったので、その点も踏まえて見て頂けると幸いです。
2024年7月に佐渡島にある佐渡金山が世界遺産に登録されたこともあり、今後さらに旅行客の足が増えると思われる佐渡島ですが、一足先に佐渡島ツーリングを堪能してきました。
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- カーフェリーは利用したことあるけど佐渡汽船は初めて
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- カーフェリー利用の流れが知りたい
カーフェリーが初めての方にも分かりやすいように写真や動画を使いながら、予約手続きから実際の乗船の流れまでを紹介します。
当日は台風5号の接近もあり復路のフェリーが欠航するハプニングもあったので、その点も踏まえて今後佐渡島ツーリングを計画するライダーさんに向けて、より役立つ内容をお伝えできればと思います。
佐渡島ツーリングのルート&スポットはこちらの記事で紹介しています。
佐渡汽船ターミナル|カーフェリーの利用方法
お盆時期のカーフェリー利用は人気のため、一か月前でも人気の時間帯は9割ほど乗船予約が埋まっている状況でした。
今回は事前にネット予約を済ませての乗船となったため、予約の段階から順に紹介します。
インターネットからカーフェリーを予約する
佐渡汽船の利用は8月12日と8月13日で、予約をしたのは6月21日です。
カーフェリー利用予定日の2か月前を少し過ぎてからでした。
それでは予約手順を見ていきます。
①トップページの「船に乗る」→「空席状況」をクリックします。
このような画面が出ます。
②「カーフェリー」を選択→「日付」を設定→「等級」を設定します。
③一等席(指定席)を予約する場合は、空席状況が日時ごとにアイコン表示されます。
今回利用したのは2等席(自由席)です。
2等席の場合は空席状況の表示は出ません。
①トップページの右端に「チケット予約」のボタンがあるのでここから飛ぶのが早いです。
②予約画面では会員登録の有無+予約を選択します。
今回は「会員登録せずに予約する」から予約しました。
③各項目を入力します。
二輪車の場合は車種NO.の入力はないので空欄でOKです。
④最後にお客様情報を入力して確認画面へ進みます。
予約が完了するとこんな感じの画面が出てきます。
利用料金
二輪車
(往路)新潟港→両津港
(復路)小木港→直江津港
合計 16,450円
今回は復路である小木港からのフェリーが欠航したので、復路は両津港~新潟港になりました。
両津港の方が規模が大きいのですが、乗船代は小木港の方が少し高かったので両津港でのチケット払い戻しの際にはお釣りが出ました。
2等席(自由席)利用なので席代はかかってないよ~。
支払い方法
支払い期日
①乗船日の2ヶ月前の同日から乗船日の60日前までの予約の場合
クレジットカードの決済手続きが可能となる乗船日の59日前を1日目として1日以内に決済が必要です。
3日以内に決済が確認できない場合は24時になった時点で保持していた予約が取り消しとなります。
②乗船日の59日前から乗船日の4日前までの予約の場合
予約完了日を1日目として3日以内に決済が必要です。
3日以内に決済が確認できない場合は24時になった時点で予約が取り消しとなります。
③乗船日の3日前から乗船日当日(乗船便出航38分前まで)の予約の場合
予約完了時に即時決済が必要となり、決済が確認できない場合は予約が確定せず取り消しとなります。
フェリーの利用は8月12日と8月13日で、カーフェリーの予約をしたのは6月21日です。
カーフェリー利用予定日の2か月前を少し過ぎてからだったので、上記だと②に該当します。
当日の乗船受付(らくらくチェックイン利用)
当日は「予約画面の提示」だけで乗船チケットと引き換えが可能です。
公式HPでは乗船1時間前までに来るよう記載がありますが、到着してから受付をして、それから一息…なんて過ごしていると案外あっという間に時間が過ぎます。
混雑具合によっては思ったよりも早く乗船開始となることがあります。
1時間以上前に到着しておくと余裕が持てるので安心です。
乗船予定のフェリーは16:30発でしたが、フェリー乗り場に着いたのは14:40頃でした。
ツーリング行程が順調にいったので少し早めの到着でしたが、これで丁度良いくらいでした。
フェリーターミナルに入り、係員のいるポイントで一旦停止します。
カーフェリー予約有無の他、バイクの排気量について係員から口頭確認があります。
係員より指定された駐車区画にバイクを停めます。この日は13番のレーンへ。
フェリーターミナルへ到着したら航送車きっぷ売り場の受付で乗船手続きをします。
乗船券の発券に必要なのが、乗船引き換え券(予約画面)になります。
あまりないとは思うけど、携帯画面が表示できない状況になると発券できなくなるから念のため印刷して持っていったほうが安心だよ!
乗船券の発券は「らくらくチェックイン」の発券機を利用するか「窓口に提示する」ことで発券可能です。
公式サイトにはデジタルチケット(Sチケット)以外で手続きする場合は車検証を持ってくるようにと書いてありましたが、らくらくチェックインでの乗船引換券利用であれば車検証の提示は必要ありません。
乗船券受け取り以降に改めて乗船券の確認をされることはないので
バッグ等にしまっておいて大丈夫です。
今回は利用していませんが、Sチケット利用の場合は発行されたQRコードをスマートフォンに表示して自動改札又は係員に画面を提示(ハンディ端末で読み取り)することでチケットレスで乗船手続きが完了するものです。
カーフェリー利用の場合でも使えるサービスです。
Sチケットの利用方法は公式サイトに分かりやすくまとめてあるので参照してみて下さい。
乗船の流れ
カーフェリーはバイクの乗船から開始します。
乗船時間になるとアナウンスがかかるので速やかに準備しましょう。
乗船開始時刻はチケット売り場内に看板が出ていました。
アナウンスがかかってから乗船誘導開始までは5分もないくらいでした。
あまりバイクの傍から離れない方が良さそうです。
この日の出航時刻は16:00、乗船開始時刻は15:20分頃でした。
乗船時はヘルメットさえ着用していればジャケットやグローブは脱いでおいても問題ありません。
乗船したらどのみち脱ぐのでボックスやツーリングバッグに収納しておけばOK。
乗船時は係員が誘導してくれます。
乗船時は矢印の方向へ進んでいくよ!
乗船口の段差や滑り止めでレーンの床がボコボコしているので低速で進入します。
一時停止を指示されたのち、左右の駐車場所に振り分けされるので案内に従います。
バイクは指定の位置まで真っすぐ進入して、ハンドルは切らずに停車します。
このときも係員が「こっちだよー!」って身振り手振りで誘導してくれます。
エンジンを停止したら係員がバイクの固定をするのでバイクから離れます。
固定が終わったら必要な手荷物だけ持って船室に上がります。
佐渡汽船ではヘルメットも船内に持ち込むよう指示がありました。
規定によりヘルメットを置いたままで良いカーフェリーもあります。(鳥羽フェリーはおいたままでOKでした。)
今回は指定席予約はしていないので2等席へ。テーブル席にしました。
バイクは一番最初に乗船できるので席は選びやすいです。
2等席にはテーブル席の他、ジュウタン席やイス席もあります。
ジュウタン席はその名の通りジュウタン敷きの大部屋です。空いていれば横になって休むこともできます。
敷物を敷いて場所取りをしてはいけないのですが、皆さん旅の疲れもあり場所取りして休まれていました😅
船内には食事ができる場所や自販機のほか
喫煙室もあります。
下船の流れ
佐渡島までは2時間半の航海となりますが、到着30分前になると下船に向けてアナウンスが流れます。
アナウンスが流れたら手荷物をすべて持って車両置き場へ降ります。
自分のバイクのもとへ戻ります。
係員よりバイクの所有者確認をされるので、自分の車両であることを伝えると固定を解除してくれます。
固定解除が済んだら手荷物をしまい、身支度を整えます。
バイク置き場のスペースは狭いので他の車両に配慮しながら乗り出しやすい位置へ移動します。
車列がさらに後方まで伸びているときは無理に動かさず、スペースができてからの移動でも大丈夫です。
車両を動かすタイミングは係員によって案内があったりなかったりします。
基本的には船が停止してから動かすようですが、取り回しが困難なほどの揺れはないので臨機応変に動けば大丈夫です。
ゲートが開いたらいよいよ下船です。
前方に並んでいる車により下船口の様子が分かりづらいですが、ゲートが開くのは見えるので大丈夫。
周囲の車がエンジンをかけ始めたら、バイクもエンジンをかけていつでも降りられるように準備しておきましょう。
係員の合図で下船を開始します。
レーンの床は滑り止めのためボコボコとしていたり、段差があったりするので下船時もスピードの出し過ぎには注意して進みます。
写真で一番右側の車列が掃けると、
次にバイクが呼ばれることがあります。
状況によりバイクが一番最後に下船することもありますよ。
下船後に進む方向は事前に確認しておく
確認している方が殆どかと思いますが、下船後に進む方向は確認しておきましょう。
佐渡汽船両津港では下船したあとターミナル内を道なりに進むと、突き当り正面のみなと公園(おに公園)を右左折に分岐します。
右折の場合はフェリーターミナル内のどのレーンに居ても良いのですが、左折する場合はあらかじめ左のレーンに車線変更しておかないと目的の方向へ進めなくなります。
キャンセル料金
キャンセル規定については公式サイトを確認した方が分かりやすいので割愛します。
ざっくりお伝えすると、前日~フェリー出航前までのキャンセルでも乗船券記載金額の30%負担で済むので、今回であれば大人2人で16,450円なので4,935円になるということですね。
一人当たり2,500円弱といったところです。
佐渡島ツーリングの計画は、フェリー予約➡ホテル予約の順で取りました。
フェリーの乗船券をネット予約するとクレジットカード決済まで3日の猶予があるので、その間にホテルを探して見つからなければ計画を変更する予定でした。
とりあえず先にフェリーを抑えないと島に渡れませんからね~。
フェリーの運航状況|前日に一度確認しよう
佐渡島ツーリングのラストは小木港からのカーフェリーで新潟県上越市まで戻る予定でした。
ところが、接近する台風5号の影響により小木港からのカーフェリーは終日欠航になっていたのです。
しかも前日には決定していたとか。
フェリー乗り場も閑散としていたのですが、小さい港だしお盆時期で乗船する人が少ないのかもな、なんて思っていました。
フェリーの運航状況については見る習慣がない&台風接近の割に天気に恵まれたこともあり欠航とは思いもせず未確認でした。
フェリー欠航の案内メールが送られていたようですが、ツーリング中にわざわざメールをチェックすることもないため気が付かず…。
そんなこんなで夕方の乗船予定1時間半前までフェリー欠航に気が付きませんでした。笑
両津港からのフェリーは動いていたので、急遽小木港から両津港へバイクを走らせることになりました。
念のため小木港を出る前に両津港の空きを電話確認して、バイク2台で向かうことを伝えておきました。
幸いにも両津港には余裕を持って到着でき、窓口でチケットの払い戻しと再発券をして一安心。
当初予定していた宿はキャンセルして、新潟市内のホテルを探すことになりました。
小木港の方が船体が小さいため波の影響を受けやすいそうです。
両津港からのフェリーが大きいとはいえ、台風の影響もあり往路と違って結構揺れていました。
まとめ|何はともあれ余裕を持って利用しよう
これから佐渡島ツーリングを考えている方に向けて、佐渡汽船カーフェリーの利用方法についてご紹介しました。
予約が埋まりやすい時期の利用を検討する場合は、利用予定日の2か月前には予約を取るつもりで計画を立てていくことが必要です。
そして、フェリー利用日の行動には余裕を持つことです。
復路のフェリー欠航の際も、実は小木港へ向かう前に島の端の方まで行ってからにしようかと迷っていたんです。
時間的にかなり余裕があったからなんですけど、予定を詰め込むことはやめてフェリーターミナルでゆっくりお土産を選ぶことにしたのが不幸中の幸いになりました。
このとき島の端まで行ってフェリー乗り場に来るのがギリギリだったら、きっと両津港への振り替えは間に合わなかったと思います。
ハプニングが起きても余裕を持って対応できるように、何はともあれ時間に余裕を持つことが大切だと実感した旅でした。
この記事が佐渡島ツーリングを計画中のライダーさんにとって、少しでもお役に立てば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
では、また!
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