こんにちは、Kawaです。
今年の夏も毎年恒例の(?)新潟県へ行ってきました。
今回は新潟県の佐渡島へ渡るツーリングプランを計画することとなりました。
ツーリングの全行程としては2泊3日で、そのうちの1日が佐渡島ツーリングです。
1日で佐渡島をどの程度周れるのか、目安にして頂ければと思います。
この記事がおすすめの人
- バイクで佐渡島に渡るにはどうしたら良いの?
- 佐渡島にはどんなスポットがあるの?
- 佐渡島の雰囲気が知りたい
- これから佐渡島ツーリングを予定している
バイクで佐渡島ツーリングを検討している方の参考になるよう写真や画像を用いて分かりやすく解説していきます。
今回のツーリングではちょっとしたハプニングもあったので、その辺の話についても触れたいと思います。
お盆ツーリングで訪れた佐渡島以外のルート&スポットは別記事で紹介します。
では、見ていきましょう!
ツーリング行程・ルート
今回は佐渡島へ渡るにあたり、新潟港を起点にしています。
ツーリング行程
1日目
(新潟県内ツーリング)→佐渡汽船フェリーターミナル(新潟港)→佐渡島(両津港)→たびのホテル佐渡
2日目
たびのホテル佐渡→大佐渡スカイライン→佐渡金山(世界遺産)→北沢浮遊選鉱場→小川のひまわり畑→石名の向日葵畑→大野亀→大野亀ロッジ(昼食)→見立の大岩→小木港(欠航)→佐渡島(両津港)→佐渡汽船フェリーターミナル(新潟港)
ツーリングポイントをクリックで該当記事へ飛べます。
1日目は東京から新潟へ向かい、遊び倒したところでフェリー乗り場へ。
佐渡島にはカーフェリーを利用して愛車と一緒に海を渡ります!
バイクの乗船は1番最初になるため、遅くても出航の1時間前には受付で手続きを済ませておく必要があります。
詳しいカーフェリーの利用方法については別記事を参考にしてください。
この日の新潟港から出発するバイクは全部で3台でした。
バイクから乗船しますが、係員が誘導してくれるので指示に従います。
フェリーによるみたいですが、佐渡汽船はヘルメットを船内へ持ち込むよう指示がありました。
出航すると車両置き場には戻れないので、貴重品など必要な手荷物は船室へ忘れずに持って行きましょう。
下船時はいつでも降りられるように準備しておく必要があります。
ホテル内のレストランで人気の料理と佐渡名物を頂きました。
いよいよ佐渡島ツーリングスタートです!
朝食は昨日と同様にホテル内のレストラン味彩で頂きました。朝食はビュッフェ形式でした。
大野亀ロッジで昼食です。
急遽、両津港へ向かいます。
無事に島から出ることができました。
日付が変わる前に新潟市内のホテルに着きました。
まさかの事態により夕食はコンビニ飯となりましたが、無事に佐渡島旅から戻ってくることができました。
翌日は新潟市内から上越市方面へ向かい、当初予定していたルートを辿ります。
3日目のツーリングルート&スポットについては、また別の記事で!
ツーリングルート
たびのホテル佐渡を起点にするとルートはこんな感じです。
両津港|新潟~両津航路
往路は新潟港~両津航路を利用しました。
チケット売り場とは別棟に休憩場所がありましたが送風機しかないのであまり涼しくありません。
チケット売り場にいたほうが快適に過ごせます。
バイクで佐渡フェリーを利用する方法については別記事をご覧ください。
たびのホテル佐渡
〒952-1209 新潟県佐渡市千種113-12
ホテルは両津港から30分程度の場所にあります。
ホテルの外観・お部屋
バイクは駐車場の空いているところに停めます。
駐車場の目の前にホテルへの出入口があるので、重い荷物を持っての移動距離が短くて良かったです。
受付でチェックインをしてお部屋へ。
ツインルームを予約しましたが思ったよりコンパクトな部屋の作りなので、荷物の整理や部屋の中を移動するのにはやや窮屈さがありました。
体格の良い方や荷物が多い場合は、室内の移動や手荷物の整理がやりにくいかもしれません。
大浴場利用の場合は女性のみカードキー利用が必要なので
チェックインの際にカードキーが渡されます。
セキュリティ面でも安心ですね。
綺麗な浴室で気になる匂いも全くありませんでした!
ホテル併設のレストラン|味彩
朝食付きプランで予約しましたが、夕食もホテルで頂くことにしたのでホテル内併設のレストランへ。
現地支払いすればOKなので予約がなくても利用可能です。
注文はQRコードを読み込んで、LINE登録後に各自の携帯端末から行います。
オンラインのメニュー表には画像がないので、Googleマップ上の画像欄から写真を見て確認しました。
人によってはちょっと手間に感じるかもしれません。
蟹釜めし定食と佐渡天然ブリカツ丼をシェアして頂きました。
蟹釜めしは香りも良くて、味も本格的。一緒に付いてくるお刺身も美味しいです。
ブリカツ丼は新潟名物タレカツ丼の魚バージョンって感じです。
臭みは一切なくて、衣がザクザクで身はふんわり。
(新潟のタレカツ丼を知らない方は別記事で登場しているので覗いてみてください~。)
お米がとーっても美味しいので相乗効果で口の中が幸せいっぱいでした😊
ブリカツ丼のみ食後にデザートがついていたのですが、この牛乳ソフトがしっかりとした濃厚さで美味しかったです。
失礼を承知で言うとホテル併設のレストランってそこまで期待値が高くないんですが、味彩さんは佐渡天然ブリカツ丼の認定店ということもあり味のクオリティが高いです。
美味しい食事でツーリングの疲れが吹っ飛びました。
レストランだけの利用も可能なので観光客にも人気のようです。
佐渡に行く際には候補に入れてみては!
ランチ
※当面の間、ランチ営業はお休みとなっています。
ディナー
18:00~21:00(L.O. 20:30)
※日曜日 18:00~20:30(L.O. 20:00)
定休日: 毎週水曜日
朝食はビュッフェ形式
朝食会場は味彩になりますが、ビュッフェ形式となるのでレストラン営業はありません。
大佐渡スカイライン
〒952-1301 新潟県佐渡市真光寺
大佐渡スカイラインは全長30kmの展望道路です。
最高地点の標高は900mほど。
この日は山の上にだけ怪しい雲が見えていましたが、せっかく来たのですから躊躇わずに向かいます!
展望台はこんな感じ。
あいにくの天気で景色は拝めませんでしたが、道中はなかなか楽しいワインディングでした。
晴れていれば佐渡島をかなり広範囲に見渡すことができるようです。
天気が良ければ交通量も増えるのでしょうか。
この時はすれ違う車もいませんでした。笑
世界遺産|佐渡金山
〒952-1501 新潟県佐渡市下相川1305
佐渡金山は2024年7月27日に世界文化遺産に登録されました。
佐渡島ツーリングを計画したあとに登録が決まったので
嬉しいタイミングでした。
佐渡金山に着いたのは9時頃です。
チケットの窓口は2か所ありますが、あまり流れが良いとは言えず。
混雑してくるとかなり待ちそうです。
予約が必要な空間演出を楽しむコースのほか、ガイド付きツアーなど色々ありますが、今回は江戸と明治の金山を巡る宗太夫坑 江戸金山絵巻コースを選びました。
所要時間40分と聞いていましたが、見どころが多いのでなんだかんだ1時間オーバーになりました。
金色のバス停が目を引きます。
喫煙所内も金色仕様でしたが、黄ばみが目立たなくて良さそうです。笑
人形のリアルさもさることながら、会話や音楽も流れていて臨場感があります。
ちょっと雨がぱらついていました。
外に出たところに傘の貸し出しがあるので急な雨でも安心です。
展示室も見ごたえありのボリュームでした。
写真右側に見切れているのが佐渡金山の坑道内の模型なんですが、とんでもない距離を掘り進めたんだなぁと若干引き…驚きました。
人が多くて写真に残せなかったので、佐渡金山に行った際には是非とも展示室で見てみて下さい。
金塊を持ち上げる体験コーナーもありましたが、重すぎてびくともしませんでした。
思わず笑っちゃうくらいのズッシリ感です。
最後に金箔ソフトを食べました。
ミルク感はなく、バニラ寄りの甘みに近い気がします。金箔が乗ってると佐渡金山ぽくて良いですよね。
個人的には、たびのホテル佐渡で食べたソフトクリームの方がミルク感があって好みです…!
10時過ぎに駐車場へ戻ってきましたが、チケット売り場は長蛇の列でした。
道路も駐車待ちの車で渋滞していました😅
世界文化遺産に登録されたこともあり、今後は観光客の増加も見込まれると思います。
営業開始とともに入るつもりで行った方が良さそうです。
アクセス
両津港から
30km
所要時間約60分
大佐渡スカイライン経由だと90分
小木港から
45km
所要時間約80分
今回利用したたびのホテル佐渡から大佐渡スカイライン経由では約25km(約45分)です。
駐車場|バイク置き場あり
バイク置き場が設けられているので停める場所に困ることはありません。
傾斜もないので安心です。
少し進むとまだバイク置き場があります。
誘導員はいなかったのですが、混雑具合からして今後は誘導員を配置した方が良いのでは…と思いました。
北沢浮遊選鉱場
〒952-1539 新潟県佐渡市相川北沢町3-2
ここが佐渡金山の選鉱場というわけですね。
中の様子が見たかった方には申し訳ないですが、外からでもまぁまぁ見えているのでトイレ休憩をして出ました。笑
選鉱場へ行くには一度階段を上がっていく必要があります。
夜はライトアップもされています。
その佇まいからジブリ映画の天空の城ラピュタに出てくる遺跡っぽい場所として注目が集まっているみたいです。
夜に訪れると違った雰囲気で楽しめて良いかもしれないですね。
営業時間
営業時間
24時間営業
ライトアップ期間
令和6年4月19日(金曜日)~令和7年1月5日(日曜日)
午後7時から午後10時まで(4月~9月)
午後5時から午後10時まで(10月~1月)
アクセス
両津港から
車で約25km
所要時間約45分
小木港から
車で約40km
所要時間約50分
駐車場は30台分ありますが、ここも佐渡島では人気のスポットなので車の出入りが多い状況でした。
バイク置き場はないので駐車区画内か駐車場内の邪魔にならない場所に停めましょう。
小川のひまわり畑
〒952-2136 新潟県佐渡市小川
走っていて偶然見つけた場所でした。
この辺りは雲が多かったのですが、綺麗なひまわり畑のおかげで景色に彩りがあって良かったです。
駐車場への道幅は車一台分しかないので譲り合いが必要です。
石名の向日葵畑
〒952-2211 新潟県佐渡市石名
小川のひまわり畑から30分ほど走るとまたまた綺麗なひまわり畑が見えてきました。
バイクとひまわりの距離も近いので一緒に写真が収められて良かったです。
関東圏と違って人が殆どいないので好きなだけひまわりを堪能できました!
バイクがかなり小さく見えますね。
ひまわり畑の後ろには田んぼも海も見えるので夏の風景盛りだくさんって感じでした!
北鵜島2号トンネル
ゴツゴツとした岩肌を感じさせるトンネルを潜り抜けると、まるで車のCMにでも出てきそうな雄大な景色が広がります。
大野亀にもだいぶ近づいてきたとはいえ、この距離からでもその大きさに驚きます。
大野亀・大野亀ロッジ
大野亀は標高167mの巨大な一枚岩です。
大きな亀が寝ているように見えることから大野亀と呼ばれるようになりました。
地元では亀を神様とみなし、神宿る岩として信仰する風習があります。
一説によると、カメはアイヌ語でカムイに通ずる神聖な島の意味で大いなる神を意味するともいわれます。
この場所ならではの自然の織り成す景色と雰囲気は、神聖な場所としての厳かさを感じさせるはずです。
大野亀
駐車場は大野亀の目の前です。
風が強いので帽子など飛ばされない様に。
大野亀からは二つ亀を眺望することもできます。
大野亀には徒歩で上ることもできますが傾斜があるのでなかなか大変そうです。
雨も降ったりやんだりだったので路面を考慮して下から眺めるだけにとどめました。
この辺りはトビシマカンゾウの群生地でもあり、5月下旬~6月上旬頃には黄色い花が一面に広がる様子が見られます。
お食事処|大野亀ロッジ
大野亀の駐車場から道路を挟んだ向かいにお食事処である大野亀ロッジがあります。
先払い制なのでメニューを決めたらレジへ進みます。
テラス席もありますが、お刺身定食にしたので外だと虫が寄ってくるのを考慮して窓際の席にしました。
大野亀を眺めながら昼食です。
ここでもやっぱりお米は美味しい!
都民の私は佐渡島で終始お米に感動しっぱなしでした。
お刺身定食は日替わりです。その日獲れたものでとても新鮮です。
カツ丼やカレーライスなどもあるのでお魚が苦手でも選べるメニューはありますよ~。
見立の大岩
岩の上に佇む一本松。
こんなにも険しい場所で根を張っていて、その生命力に驚かされます。
道幅が狭いので停車する際には後続車に注意しましょう。
小木港|小木~直江津航路
当初の予定では小木港より新潟県上越市へ戻る予定でしたが、台風5号の接近に伴い荒波予想のため終日欠航となりました。
幸い荒天もなく、素人目に海が荒れている様子もなかったのでまさか欠航しているとは思わず。
近辺で台風が発生している場合には例え天気が問題なくても海には影響しているケースもあるので、少なくともフェリーを利用する前日~当日朝には運航状況を一度確認しておくのが良いでしょう。
こうしたハプニングも旅の醍醐味といいますか。良い学びになりました。
両津港からのフェリーは動いていたので、小木港から1時間ほどバイクを走らせて夕方の便に間に合いました。
夕焼けとお迎えのフェリーに、佐渡島での旅の終わりを感じつつ安堵の気持ちでした。
まとめ|佐渡島ツーリングは1日でも十分楽しめる
今回は佐渡島1泊ツーリングの様子をご紹介しました。
フェリーに乗って海を渡るときには「どんな旅が待っているんだろう」とワクワクした気持ちが膨らみ、島旅ならではの絶景を堪能できるのは勿論のこと、自然豊かな佐渡島で育まれた美味しい食事にも感動できました。
佐渡島は外周が約280kmあるので佐渡島を一周するだけでも走りごたえがあります。
島旅というと原付ツーリングをする方もいますが、佐渡島の規模を1日で周るなら250cc以上のバイクでゆったり回る方が良いかもしれません。
有名なスポットをいくつか紹介してきましたが、写真には収められないような場所や走りながら次々と見えてくる景色にも感動があるので是非一度は行ってみて欲しい場所です。
基本的に景色が開けている場所が多いので、島ツーリングらしい爽快感がありますよ。
一日で佐渡島観光スポットを巡りつつ海沿いを目いっぱい楽しんだわけですが、非常に満足度の高い島旅ができました。
佐渡島には他にもまだ観光スポットがあるので、気になるところと組み合わせて計画を立てるのも面白いと思います。
バイクで佐渡汽船を利用する方法については別記事にまとめているので参考にして頂けると幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
では、また!
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